自動車整備士は国家資格で、国土交通大臣の行う自動車整備士技能検定に合格することで資格を取得することができます。一級、二級、三級、特殊整備士に分類され、さらに細かく14種類に分類されています。それぞれの級等により、技能のレベルや整備士の種類に違いがあります。三級自動車整備士は自動車の各装置の基本的な整備ができること、二級整備士は自動車の一般的な整備ができること、一級自動車整備士は二級自動車整備士よりも高度な自動車整備ができることが必要になります。また、特殊整備士は各分野についての専門的な知識や技能が必要です。自動車整備士は、自動車のメンテナンスをはじめとして、点検、分解、修理、組み立て、調整を行います。自動車の整備を行うことで、自動車の安全を確保し、事故を防ぎ、基準値以上の排気ガスの発生を抑えるのです。自動車整備工場では、従業員の4分の1以上が自動車整備士の資格を持っていなければならないと法律で義務付けられています。これにより、多くの有資格者は自動車整備工場やディーラーなどの自動車販売会社に就職しているのです。2級以上の資格を持っていると、整備管理者や整備主任者として働けるようになるため、企業からの需要も高まります。また、自動車技術の発達により、年々自動車の構造が複雑化してきていることから、自動車整備士にも高い技術が求められていますので、常に新しい知識や技術の修得に努めていくことが必要になるでしょう。